講演者・講演趣旨
 
基調講演
6月23日 9:30〜10:20
ソフトウェア関連政策の動向
 ソフトウェアは、経済社会の基盤としての役割を担っており、その重要性は年々増すばかりとなっています。
 本講演では、ユーティリティコンピューティング時代が現実のものとなりつつある点も踏まえながら、ソフトウェアのベンダサイド・ユーザサイド双方の競争力強化を目指して経済産業省が実施している主なソフトウェア関連政策を御紹介します。
経済産業省
商務情報政策局
情報処理振興課
課長補佐
祝谷 和宏 氏
1996年通商産業省入省。 産業政策局、工業技術院、機械情報産業局、内閣官房IT担当室等勤務を経て2003年5月より現職。
ソフトウェアの競争力強化に向けた技術政策を担当。

 
海外からの講演者
6月24日 10:10〜11:00
EDSアジャイル・インフラストラクチャー
 −ユーティリティー・コンピューティングと
   インフラストラクチャーのアウトソーシング−
(EDS Agile Infrastructure
 Utility Computing & the Outsourced Infrastructure)
 企業は今日、ユーティリティー・コンピューティングとは本当は何なのか、また、何ができるのかを懸命に理解しようとしている。 どうしたら、あなたの会社を、現状からこの新しい局面に持っていくことができるであろうか。 この講演では、企業を「アジャイル(敏捷な、機敏な)・エンタープライズ」へと変化させるための方策について論じる。 また、EDS社の最新ユーティリティーシステム、「アジャイル・インフラストラクチャー」プラットフォームについてご紹介するとともに、この新たな可能性がもたらす未来にも触れる。 さらに、敏捷性によって何層ものインフラストラクチャーをどう克服するのか、そして、EDS社が今日の顧客とのユーティリティーへの期待にどう応えているかについてもお伝えする。
EDSジャパンLLC

代表取締役副社長 兼 COO
ダグラス・ファウラー 氏 (Douglas M. Fowler)
 1995年に入社後、様々なマネージメントの職を歴任し、現在は日本市場における企業のコア・ビジネス成長支援に取り組んでいる。
 EDS以前は、リンク・コンピューター社(LINC Computer, Inc.)におけるアウトソーシング・チームのリーダーに3年間従事。 日本では、13年以上にわたり、この業界におけるマネージメント、セールス、マーケティング、ビジネス開発の分野での地位を認められている。
 EDS入社後は、主要なアライアンス企業と金融サービスおよび小売業関連のグローバルな顧客を相手とする業務契約に寄与した。
 2001年、EDS社とサン・マイクロシステムズ社の「サービス継続」契約締結に携わり、この契約によって、両社は、オンデマンドなITソリューションを相互提供する、15年に及ぶ戦略的アライアンスへと発展した。 

6月24日 13:30〜14:20
ユーティリティー・コンピューティングのための
 データーセンター管理標準仕様の構築 (DCML)
(DCML: Driving Utility Computing Standards)
 クライアント・サーバーからインターネット・アーキテクチャーへという企業コンピューティング環境のドラマティックな移行は、サーバーおよびアプリケーションの大きな伸びに起因する。 多くの企業で、ITスタッフ戦力は数十のバラバラなシステムを管理しようとし、結果、複雑なデータ・センターを増やすに終わっている。 適切なロードマップなくしてこの混乱から抜け出すことは、困難だろう。 自動化されたオンデマンド・コンピューティングにおける最新のツール、データ・センター・マークアップ・ランゲージ(DCML)を投入しよう。 DCMLは、現在サーバーにある全てのものをデータ・センター全体に明確に示すための強力な設計図、データ・センターのコンテンツを管理する際の基本概念と標準仕様、および、データ・センターが構成されるべき手順をもたらす。 DCMLというデータ・センターの新標準がオンデマンド・インフラ構築の組織作りに果たす重要な役割について、ダレル・トーマス氏とスコット・クーパー氏による議論をお聞き戴きたい。
データセンター・マークアップランゲージ(DCML)協会
スコット・クーパー 氏 (Scott Kupor)
 オプスウェア社の国際マーケット開発、および、戦略的パートナーシップの交渉を含めたオペレーションを担当する。 日本で、数百万ドルにおよぶオプスウェア社初の国際パートナーシップを立ち上げ、同社最大のビジネス向けエンド・ユーザー・ソフトウェア・ライセンスの商談をまとめた。 以前には、オプスウェア社の財務計画および事業開発担当副社長に従事し、ラウドクラウド社(オプスウェア社の旧名)マネージド・サービス部門のEDSへの売却、そして、オプスウェア社を独立したソフトウェア企業として再構築する際に、重要な役割を果たした。

6月24日 11:00〜11:50
ITオートメーション
 - ユーティリティー・コンピューティングの基盤 -
(IT Automation - The Foundation of Utility Computing -)
 オンデマンド、従量課金、アダプティブ・インフラなど、顧客がどう呼ぶかにかかわらず、ユーティリティー・コンピューティングは、現実のものとなっている。 CTOは、品質を犠牲にすることなく、どのようにしてITインフラを最適化するかの使命をおびている。 品質を犠牲することなく、いかにITインフラを最適化すべきか?ユーティリティー・コンピューティングは我が社に適したものだろうか? この講演では、これらの問題に取組み、データセンターにおいて自動化が果たす重要な役割と、データセンターの自動化(DCA)がユーティリティー向上のどの局面においても重要である理由について議論する。
 事例研究を用いて、このプレゼンテーションでは、データセンターの自動化によるユーティリティー・コンピューティングが、IT部門にいかにメリットをもたらしたかをお見せする。 事例によっては、以下についてさらに詳しく述べている。
・ オートメーションのもたらすROI
・ 準備からフル・サーバー・ライフサイクル管理まで
・ 資産管理の最適化戦略
・ データセンター・インテリジェンスの実現
オプスウェア社

副社長兼本部長
スコット・クーパー 氏 (Scott Kupor)
 オプスウェア社の国際マーケット開発、および、戦略的パートナーシップの交渉を含めたオペレーションを担当する。 日本で、数百万ドルにおよぶオプスウェア社初の国際パートナーシップを立ち上げ、同社最大のビジネス向けエンド・ユーザー・ソフトウェア・ライセンスの商談をまとめた。 以前には、オプスウェア社の財務計画および事業開発担当副社長に従事し、ラウドクラウド社(オプスウェア社の旧名)マネージド・サービス部門のEDSへの売却、そして、オプスウェア社を独立したソフトウェア企業として再構築する際に、重要な役割を果たした。

6月24日 12:40〜13:30
コスト・センターからバリューセンターへ
 - ユーティリティー・コンピューティングへの移行方法 -
(Utility Computing - From Cost Center to Value Center)
 ユーティリティー・コンピューティングは、魅力的な概念である。 コストを削減し、サービス品質を向上し、そして、企業の事業目標にIT組織を適合させる。 しかし、今日、どのようにしてそれを実現できるのか?
 ベリタスは、既存のデータセンターに対して、今すぐユーティリティー・コンピューティングに向けて着手できるソリューションを用意している。 それは、システム的なビルディング・ブロック方式であり、それぞれの段階において、明らかなメリットを創出する。
ベリタス・ソフトウェア株式会社

取締役 マーケティング担当
ジェローム・ノール 氏 (Jerome Noll)
 ベリタス・ソフトウェア社のマーケティング担当役員として、日本における全社のマーケティング活動を統轄する。 特に、戦略的顧客関係およびブランディング活動に積極的に取り組む一方、自社のグローバル・セールスや収益のターゲットに応え、非常に大きく貢献している。
 1999年の入社以前には、シンガポールに拠点を置くAuspexSystems社のセールス・マーケティング部門で南アジアを担当した。 またその前には、同社のシリコン・バレー本社において、グローバル・フィールド・マーケティング・チームを率いた。
 長い専門的キャリアにおいて、サン・マイクロシステムズ社およびNCR社では、さまざまな部門の責任者も担当している。
 ジョージタウン大学卒、マーケティングおよびコンピューター・サイエンス専攻。

 
国内企業 (社名・氏名50音順)
6月23日 17:30〜18:20
ITSSユーザー協会」の活動とその目的
 経済産業省がITスキル標準という共通の基準を出してくれたことは大変大きな功績であり、高く評価できます。 ただし活用できるようにするのは、我々活用サイドの重要な役目であると考えています。 ITSSユーザー協会では、活用サイドから見てさらに使い易くするためにスキル定義を、詳細化・補完する作業をしています。ITエンジニアが自分のゴールを、どこに持っていくかを決めることにより、そのために具体的に何をするべきかを認識することができるわけです。 その定義されたスキル項目をカバーする資格についても、明確に定義されているため、さらに具体的になっています。 しかしながら、ITスキル標準は万能ではなく、人材育成のためには、企業戦略を具現化するには、またプロジェクトを成功させるには...など様々な局面でトータルに検討していく必要があります。 何が不足しているか何をしなくてはならないかを、調査・研究していくのも我々活用サイドの使命であると考えています。 ITスキル標準は手段の一つです。しかし、個人スキルを共通基準で具体的に表現できるものであり、今までにはない画期的なものだと言えます。 ITスキル標準の考え方、及びその活用のポイントを説明いたします。
ITSSユーザー協会

専務理事
高橋 秀典 氏
1993年日本オラクル株式会社に入社。 西日本担当SE部長として着任。SEのマネジメントの他、システム分析コンサルテイング実施。(ワコール、川崎重工、神鋼パンテツク、ダイヘン、荒川科学など)
1995年東京本社に転勤。PCサポートサービス、及びPC製品開発責任者。 続いて96年から研修ビジネス責任者。オラクルマスター制度を確立し1年目から合格者1万人達成。情報処理試験データベーススペシャリスト試験委員。
1999年から社長直轄Projectの責任者。
2001年社内データベース系エンジニア統括責任者。
2002年末からエンジニア育成責任者となり、ITスキル標準を社内導入することを企画・実践。
2003年12月よりITSSユーザ協会専務理事。

6月23日 15:50〜16:40
コンピュータ保守業務の新たなる付加価値
 『サーバシステム簡易セキュリティ診断』
 コンピュータウィルス、ハッカーなどのコンピュータセキュリティの影響・被害が大きな問題になっており、インターネットにより、企業間のコンピュータシステムが常時接続される、今日においては、にコンピュータシステムをセキュアな状態に保つことは、企業としての責務とも言える。 一方で、コンピュータシステムのハードウェア保守においては、旧来のハードウェア定期点検は必要とされなくなりつつある。
 (株)ITサービスはコンピュータハードウェアの定期点検項目の一つとして「簡易セキュリティ診断」を2003年10月より、試験的に開始した。サーバシステムの契約顧客に対して、既存の契約金額内で本サービスを実施、セキュリティ診断のサマリーレポートをお客様に提供致する。
本簡易診断により、該当サーバシステムのセキュリティ対策状況が確認でき、どこに問題が潜んでいるか概略がつかめる。 これらのサービス提供はもちろん、レポート結果からコンサルテーション、監査、対応作業、セキュリティ関連機器の導入などセキュリティソリューション事業の規模拡大とコンピュータ保守事業の充実を目指す。
株式会社ITサービス
情報サポート&サービス事業部
サービスソリューション部
部長
技術士(情報工学)
櫻井 俊郎 氏
1978年入社 コンピュータシステムの保守、システム管理、新規事業開発を担当
1995年    米国シリコンバレーのシンクタンク、IFTF(Institute For The Future)にてゲスト研究員としてITテクノロジーが社会に与える影響を研究
2002年10月 サポートサービスのソリューション提案、技術開発を担当。現職に至る

6月23日 16:40〜17:30
ユビキタス社会におけるカスタマー・フォーカシング・サービス・インフラ
 コンピュータ市場は、動作確実性を重視しRAS機能を充実させると共に、各コンポーネントを含めてメーカ主導でシステムを提供してきたMF時代から、性能重視型で価格性能比を追求し、マルチベンダー製品の中からカスタマ主導でシステムを導入するオープンシステム時代に移行してきました。
 こうした環境変化の中で、お客さまは、カスタマ責任でのマルチベンダシステム環境の運用と多様な情報の中から自社の最適環境選択に不安や疑問を抱いています。
 フィールディングはこうしたお客さまの不安や疑問、要求に応えるカスタマーフォーカシングサービスを提唱し、個々のお客さまの期待を越えるサービスを目指しています。
NECフィールディング株式会社

執行役員
坪 尚義 氏
1968年 日本電気(株)入社
1986年 コンピュータ技術本部技術部長
2000年 NECフィールディング(株) サービス技術本部長
2003年 執行役員

6月23日 14:30〜15:20
OCAのITサービス差別化戦略
 〜ユーティリティ・コンピューティングに向けたOCAの挑戦〜
 OCAは創業時から『一流のITサービスプロバイダ』になることをビジョンに掲げ、構造改革や成長ビジネスへの取組みを元気よく、明るく、加速度的に進めてきました。40年間続いてきた保守サービス主力の会社を、どうサービスインフラを整備し、受身体質から「変身」したか、ITサービスプロバイダに「飛躍」できたか、お客様に「感動」を提供できているか、を「会社は変わったか?」シリーズでご紹介してきました。
 今回のキーとなる「ユーティリティー・コンピューティング」は、サポートサービスを主としてきた当社の事業推進に与えるインパクトは大きく、まさに新たなパラダイムの中でいかに生き残るか、が問われるものと予測されます。
 前回のサミットで「改革」には終わりがない、と結びました。 当社は、パラダイムの転換を図るにあたり、SWOT分析から「積極的攻勢」「差別化戦略」「段階的施策」「専守防衛または撤退」の4つの戦略を描きました。 現時点で、サポートサービスを主とし、多くの構造改革を進めてきました「OCAらしさ」を紹介するために、強みで脅威を回避または事業機会を創出する「差別化戦略」を選んでみました。
 ユーティリティー・コンピューティングに向けたITサービス事業の挑戦として、各企業がそれぞれの立場で、今後どのような役割を果たすべきかの指針を提供するヒントになればと、「OCAらしさ」をご紹介します。
株式会社沖電気カスタマアドテック
企画室 マネジメント部
担当部長
阿部 省一 氏
1983年 沖電気工業株式会社入社、サービス本部に配属。
1992年 株式会社沖電気カスタマアドテック設立と同時に移籍。
技術部門にてOCRシステム、旅客発券システムなどを担当。
CE事業部門、2000年対応プロジェクトチームを経て現在に至る。。
企画室では経営企画と推進、広報などを担当。

6月23日 10:20〜11:10
日本のITサービス市場:2004
 - 転換期を迎えるサービスモデル -
 景況の底打ち感から、2004年は日本企業のIT投資にも回復基調が垣間見えるものの、ITサービス・プロバイダーの置かれた環境はまだ決して楽観できるものではない。 ユーザーからのディスカウント要求や競合間の受注競争も厳しさを増している。  さらにIT資産の「ユーティリティ化」という大きな流れは、ITサービス・モデルそのものを根本的に変えてしまう起爆力がある。 この変化の波に乗れないプレーヤーは、将来、市場における競争力を失うだろう。 本プレゼンテーションでは、日本のITサービス市場の「今」と「これから」を展望し、市場プレーヤーが勝ち残るために打つべき施策について論じる。
ガートナージャパン株式会社
リサーチ部門
バイスプレジデント兼アナリスト
山野井 聡 氏
 アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)、データクエスト・ジャパン(現ガートナー・ジャパン)、外資系証券会社IT部門を経て現職。 現在日本国内のITサービス市場に関する予測と動向分析を担当している。 東京都立大学人文学部卒。

6月23日 11:10〜12:00
ユーティリティー・コンピューティングがもたらす
 ITサービス事業へのインパクト
 『ユーティリティー・コンピューティング』においては、従来、ユーザー企業が保有していたITリソースが“インターネット・データ・センター”(iDC)を中心として、ネットワークの向こう側へ移行してしまうことが特徴となります。 そのため、ITサービス企業にとっては、多くの場合、従来のユーザー企業が、主要な顧客ではなくなることになります。
 このセッションでは、ユーティリティー・コンピューティングの特徴を把握した後、それに向かってのITサービス事業別の変化を想定します。 その上で、ITサービス事業におけるデータ・センターの位置付けが、どのような変革を遂げるかを検討し、今後のITサービス事業を展開する上での方向を展望します。
株式会社 サービス戦略研究所

代表取締役社長
河本 公文
 日立電子サービス株式会社に勤務の後、1996年株式会社サービス戦略研究所を設立。 日立電子サービス在勤中は、コンピュータ保守技術教育、欧米保守サービス体制の構築、海外ITサービス動向の調査、日立ソリューションビジネス体系 (FOREFRONT/SS)の構築等を担当。 1985年以来国際サービス・マネージメント協会会員、1996年1月から同協会副会長(アジア地区担当)。 1997年10月同協会の「1997年度マン・オブ・ザ・イヤー」受賞。

6月24日 9:20〜10:10
ユーザーの次の獲物はITサービス
 「ハードをいかに安く調達するか」、が90年代までの企業ユーザーの懸案事項であった。 しかし、既にハードはデルの攻勢でコモディティと化し、ますます安く調達することが可能ぬになった。 今、顧客企業は追求の矛先を変えた。 値付けのからくりが不透明なITサービスやソフトをいかに、リーズナブルなコストで調達するかに関心が移っている。 これに対し、業界はサービス価値をどう可視化させるか、真剣に取り組むべきである。
日経BP社
日経ソリューションビジネス
主席編集委員
北川 賢一 氏
 IT関連の新聞社、調査会社、出版社を経て、83年日経BP社へ入社。 日経 コンピュータ記者、日経ウォッチャーIBM版編集長、日経情報ストラテジー編集長、マルチメディア部長の後、96年から日経ウォッチャーITビジネス版(99年5月から日経システムプロバイダと改題)主席編集委員。

6月23日 12:50〜13:40
オンデマンド最前線
 - 来るべきIT新時代に乗り遅れないための情報 -
 昨今、IT業界は、ニュー・テクノロジーの到来により、まったく新しい時代へとシフトしようとしています。 オートノミック・コンピューティングやグリッド・コンピューティングなど、新しいオンデマンド技術の波が将来どのような方向へ向かって進化しようとしているのかを判り易くお伝えします。
日本アイ・ビー・エム株式会社
ITS事業部
インフラストラクチャー・コンサルティング
担当
阿部 渉 氏
1983年4月 日本アイ・ビー・エム(株)入社。
 システム・エンジニアとして、社内系のシステム開発に従事。
 主に日本語の検索エンジン開発をサポート。
1990年1月 通信業マーケットにおいて、大型コンピューターのシステム構築、システム運用に従事。
 ご提案から運用まで一連のシステム・ライフサイクルを経験。
2003年4月 現職。

 ’コンサルティングをもっと身近なものに’をモットーに、お客様のIT環境のアセスメントを、具体的なソリューションにつなげる橋渡し役を心がけながら日々活動中。

6月23日 13:40〜14:30
ユーティリティ・コンピューティングに向けた、
 NEC 『iBestSolutions Center』の 役割と取り組み
 ユティリティーコンピューティング時代に向けて各社ともプラットフォームテクノロジーをベースに「自律、分散、仮想化、協調、セキュリティ・・・」等のソリューションの展開を計画している。
 お客様のニーズがどこにあり、NECはどのように対応しようとしているかその中でNECの検証センターである『iBestSolutionsCenter』の果たす役割、取り組みについてご紹介する。
日本電気株式会社
市場リレーション推進本部
iBestSolutionsセンター
グループマネージャー
高木 一 氏
・1948年生まれ(55歳)東京都出身
・1971年3月 上智大学理工学部電気電子工学科卒業
・1971年4月 日本電気株式会社入社

下記業務を担当
−ACOS小型メインフレームのHW開発並びに製品技術に従事
−PCサーバー(Express5800シリーズ)の製品化に従事
−UNIXサーバー(NX7000シリーズ)の製品化に従事
−ACOS/UNIXサーバー/ストレージ製品のマーケティング
−サポートサービスのマーケティング
−NECの検証/デモ/戦略発信の場である「iBestSolutionsCenter」の企画、運用の取りまとめに従事現在に至る

6月24日 14:20〜15:10
変化をチャンスにするアダプティブ・エンタープライズ戦略
 〜ユーティリティー・コンピューティングの実現に向けて〜
 現在、企業のITは、経営にとっての投資効果や、変化するビジネスに対するITの連携など、今までになく高い戦略性が要求され、同時に情報システム部門の役割も激変の只中にある。
 そうしたビジネスの変化=組織・事業・環境の変化に柔軟に適応していく『ビジネス基盤としてのIT』を構築するための「アダプティブ・エンタープライズ」のビジョンを、自社の経験やユーティリティー・コンピューティングの事例を交えながら紹介する。
日本ヒューレット・パッカード株式会社
執行役員
マーケティング統括本部
統括本部長
古谷 幹則 氏
1997年 日本ディジタルイクイップメント株式会社 退社 
1997年9月 サン・マイクロシステムズ株式会社 入社
2001年1月 コンパック コンピューター株式会社 入社
 早稲田大学で機械工学科を専攻した後、アルプス電気株式会社に入社し磁気テープおよび周辺コンポーネントの設計業務に従事。 その後、日本ディジタルイクイップメント株式会社にてDLTの開発プロジェクトに携わったのち、マーケティング・マネージャなどを歴任。
 サン・マイクロシステムズ株式会社に入社後はストレージ事業部のマネージャとして活躍し、2001年1月コンパック コンピュータ株式会社に入社し、エンタープライズストレージ部門を統括。
 新生日本HPのネットワークストレージソリューション(NSS)部門を統括。
 2003年6月マーケティングソリューション部門を統括。 

6月24日 17:20〜18:10
オンデマンドアウトソーシングサービスについて
 情報投資の効率化と実現のスピードを求められる現在、当社ではお客様のニーズにお答えするかたちでオン・デマンド・サービスを提供しております。 本日はこれら、導入事例をベースに富士通のオンデマンドサービスに対する取り組みと事例をご紹介いたします。
富士通株式会社
アウトソーシングビジネス推進本部
マーケティング統括部
部長
有馬 啓修 氏
1985年4月  富士通株式会社入社 システム本部パソコンシステム統括部
1988年8月  ニューヨーク駐在員事務所
1991年10月 Fujitsu System Business of America
1996年12月 マーケティング本部 ソフトウェア販売推進統括部
2001年12月 ネットワークサービス本部 マーケティング統括部
 アウトソーシングサービスのマーケティングを担当 現在にいたる

6月24日 15:40〜16:30
変化するシステム環境を吸収したオンサイトアウトソーシングサービス
〜 中規模市場に向けたITリソース管理サービスの提供 〜
 富士通では、顧客のシステム環境の変化を定期的に捉えるために大規模なシステムではSystemwalkerを提案しているが、中堅規模でシステム管理業務にコストをかけられないお客様への取組みとして、各種の保守支援機能を利用して、オンサイトシステムの変化をお客様にご報告するCEによるオンサイトサービスを実施している。
 これらの保守支援ツールを活用してサービスを提供する仕組みと、その効果をお客様事例より紹介させて頂く。
富士通株式会社
システムサポート事業本部
サポート技術統括部
サポート技術開発部長
長谷川 満 氏
1975年 富士通株式会社入社。
1982年 FACOM9450(ワークステーション)の簡易プログラミングソフト「EPOACE」および、EPOACEを使った販売管理・経理用パッケージ「EPOPACK」の企画・設計・開発を担当し、商品化を推進。
1998年 UNIXサーバ PRIMEPOWERの商品化やディスクアレイ装置 ETERNUSのフィールドSE部門への共通技術支援を推進。
2002年 サポート技術開発部長として、CEによるインフラサービス推進を目的に、CEソフト化推進とCEワークフローの変革を担当。

6月24日 16:30〜17:20
進化するIT基盤とユニアデックスの取り組み
- ITサービスはどうあるべきか -
 テクノロジーの進展により、IT基盤は進化してきている。 この進化の中でITサービスが生きる道は何処にあるのか、ITサービスはどのように進化するべきなのか、この辺りをユニアデックスの取り組みとして紹介する。
ユニアデックス株式会社
市場開発部
部長
杉本 福次 氏
1974年 日本ユニバック株式会社 入社。 フィールド・サービス及び汎用機の開発に従事、1990年よりサービス企画業務に従事。
1996年 日本ユニシス株式会社 デスクトップサービス事業部設立と共に異動。
1997年 ユニアデックス株式会社設立と共に異動し現職に至る。