会議の趣旨

この国際会議 『ITサービス・サミット・ジャパン』 は、1996年以来、年一回開催しており、その趣旨は以下のとおりです。

 
1.開催の趣旨

この会議はIT 産業におけるサービス企業およびユーザー企業のIT システム部門を対象とし、経営面および実務面から、内外の最先端情報の提供、市場の分析、サービス・マーケティングの紹介、先進事例の紹介、さらに、海外のIT サービス企業との意見交換や事例研究などによって、我が国におけるIT サービス事業の取組みに対する今後の指針を提供することを目指しています。

 
2.開催の概要 
(1)開催日 2004年6月23日(水)〜24日(木)
(2)会 場 社団法人 東京アメリカンクラブ
(東京都港区麻布台2-1-2)
(3)主催 国際サービス・マネージメント協会(AFSMI)
(4)後援 経済産業省
(5)協賛
(6)参加対象者  ITサービス企業およびユーザー企業のITシステム部門の経営幹部・管理者。
  • ITサービス企業:
    コンピュータ・メーカ、ソフトウェア・ベンダ、サポート・サービス企業、システム・インテグレータ、アウトソーシング提供企業、MSP(マネージド・サービス・プロバイダー)、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)等を対象とします。
  • ユーザー企業のITシステム部門:
    従来、ユーザー企業のITシステム部門は、ITサービス企業の“顧客”の立場にありましたが、エンド・ユーザー・コンピューティング(EUC)の普及に伴なって、エンド・ユーザーへのサポート提供の役割も担うことが必要となっています。そのため、この会議の目的と合致するものです。
 
3.参加者のベネフィット(利益)

参加者は、参加者自身がITサービス事業において、既に先進的段階であるか、あるいは、参入直後の進路探究段階であるかに拘わらず、それぞれの立場から、IT市場およびITサービス市場の最新の動向、先進各社のビジネス戦略、サービス事例等の内容を把握でき、本会議の目的とする“ITサービス事業の取組みに対する今後の指針”を得ることができます。

 
4.会議の内容

(1)メインテーマ

『ユーティリティー・コンピューティングに向けたITサービス事業の挑戦
−新たなパラダイムの中でいかに生き残るか−』

ITの利用形態は、いわゆる「ユーティリティー・コンピューティング」に向かって、大変革が静かに進行しています。

ユーティリティー・コンピューティングは、社会インフラとしてのコンピューティング・パワーが、何時でも何処でも利用でき、使用した分だけ課金される形態と定義することができます。

このようなユーティリティー・コンピューティングが達成されるためには、次のような条件が満たされる必要があります。

  • 必要なコンピューティング・パワーないしはアプリケーション・パーフォーマンスが、必要なとき容易にアクセスでき、それが必要十分に供給されること。
  • ITシステムないしITリソースが、社会インフラに求められる可用性、堅牢性、安全性、保全性、信頼性を十分確保すること。
  • 使用したリソースとコンピューティング・パワーに基づく課金が、適正料金で、公正かつ適切に行なわれること。

今回のITサービス・サミット・ジャパンは、このような変化の中で、ユーティリティー・コンピューティングがもたらすITサービス事業へのインパクトという視点から、先進各社が取組んでいる事例や業界アナリストによる先見性を共有することにより、ITサービス企業が今後どのような役割を果たすべきかの指針を提供することを目指すものです。

(2)構 成

(a) 講 演

前項の狙いを達成するために、今回は、次のカテゴリーから講演を構成しています。

@ ユーティリティー・コンピューティング実現の動向

A IT市場およびITサービス市場の動向

B 先進ITサービス事業の取組み事例

(b)展示会

ユーティリティー・コンピューティングへ向けてサービス企業に有益な各種システムやツールなどを展示予定。

  • データ・センター構成管理ツール
  • ITサービス管理ツール、◇ネットワーク監視システム/ツール、等

(3)講演者 〔印:確定〕

@基調講演

  • 経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課

A海 外 [50音順]

  • エレクトロニクス・データ・サービス社 〔米国〕
    (EDS: Electronics Data Services Corporation)
  • オプスウェア社 〔米国〕 (Opsware, Inc.)
  • データ・センター・マークアップ・ランゲージ協会 〔米国〕
    (DCML: Data Center Markup Language)
  • ベリタス・ソフトウェア社 〔米国〕 (VERITAS Software Corporation)

B国 内 [50音順]

  • 株式会社 ITサービス
  • ITSSユーザ協会
  • NECフィールディング株式会社
  • 株式会社 沖電気カスタマアドテック
  • ガートナージャパン株式会社
  • 株式会社 サービス戦略研究所
  • 日経BP社
  • 日本アイ・ビー・エム株式会社
  • 日本電気株式会社
  • 日本ヒューレット・パッカード株式会社
  • 富士通株式会社
  • 富士通サポート&サービス株式会社
  • 株式会社 ユニアデックス
 
5.参加料 (昨年より1万円値下げ)
(1)国際サービス・マネージメント協会会員(個人会員制)からの参加  
  • 両日参加: \69,500 (発表資料、通訳、昼食、懇親会を含む)(消費税別)
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  • 分割参加:
    • 第1日目: \49,500 (2日分発表資料、昼食、懇親会を含む)(消費税別)
    • 第2日目: \49,500 (2日分発表資料、通訳、昼食を含む)(消費税別)
(2)一般参加料  
  • 両日参加: \79,500 (発表資料、通訳、昼食、懇親会を含む)(消費税別)
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  • 分割参加:
    • 第1日目: \57,000 (2日分発表資料、昼食、懇親会を含む)(消費税別)
    • 第2日目: \57,000 (2日分発表資料、通訳、昼食を含む)(消費税別)
 
6.事務局

国際サービス・マネージメント協会、ITサービス・サミット・ジャパン事務局

〒164-0012 東京都中野区本町1-32-5 (2F) 〔株式会社 サービス戦略研究所内〕

TEL/FAX: 03-3374-7990

E-Mail: summit@afsmi.gr.jp