(1)メインテーマ
『ユーティリティー・コンピューティングに向けたITサービス事業の挑戦
−新たなパラダイムの中でいかに生き残るか−』
ITの利用形態は、いわゆる「ユーティリティー・コンピューティング」に向かって、大変革が静かに進行しています。
ユーティリティー・コンピューティングは、社会インフラとしてのコンピューティング・パワーが、何時でも何処でも利用でき、使用した分だけ課金される形態と定義することができます。
このようなユーティリティー・コンピューティングが達成されるためには、次のような条件が満たされる必要があります。
- 必要なコンピューティング・パワーないしはアプリケーション・パーフォーマンスが、必要なとき容易にアクセスでき、それが必要十分に供給されること。
- ITシステムないしITリソースが、社会インフラに求められる可用性、堅牢性、安全性、保全性、信頼性を十分確保すること。
- 使用したリソースとコンピューティング・パワーに基づく課金が、適正料金で、公正かつ適切に行なわれること。
今回のITサービス・サミット・ジャパンは、このような変化の中で、ユーティリティー・コンピューティングがもたらすITサービス事業へのインパクトという視点から、先進各社が取組んでいる事例や業界アナリストによる先見性を共有することにより、ITサービス企業が今後どのような役割を果たすべきかの指針を提供することを目指すものです。
(2)構 成
(a) 講 演
前項の狙いを達成するために、今回は、次のカテゴリーから講演を構成しています。
@ ユーティリティー・コンピューティング実現の動向
A IT市場およびITサービス市場の動向
B 先進ITサービス事業の取組み事例
(b)展示会
ユーティリティー・コンピューティングへ向けてサービス企業に有益な各種システムやツールなどを展示予定。
- データ・センター構成管理ツール
- ITサービス管理ツール、◇ネットワーク監視システム/ツール、等
(3)講演者 〔 印:確定〕
@基調講演
A海 外 [50音順]
- エレクトロニクス・データ・サービス社 〔米国〕
(EDS: Electronics Data Services Corporation)
- オプスウェア社 〔米国〕 (Opsware, Inc.)
- データ・センター・マークアップ・ランゲージ協会 〔米国〕
(DCML: Data Center Markup Language)
- ベリタス・ソフトウェア社 〔米国〕 (VERITAS Software Corporation)
B国 内 [50音順]
- 株式会社 ITサービス
- ITSSユーザ協会
- NECフィールディング株式会社
- 株式会社 沖電気カスタマアドテック
- ガートナージャパン株式会社
- 株式会社 サービス戦略研究所
- 日経BP社
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 日本電気株式会社
- 日本ヒューレット・パッカード株式会社
- 富士通株式会社
- 富士通サポート&サービス株式会社
- 株式会社 ユニアデックス
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